【城プロ】フランケンシュタイン城「私はいつも孤独なのだ」
フランケンシュタイン城は俺の嫁
「……」
「思えば、はじめて逢った時から運命を感じていたのかもしれない。主は覚えているか?」
「……」
「斑鳩の地で、主と出逢ったな」
「……」
「あの時はまだ私が城娘としてこの世に現出し、それほど経っていないころだったな」
「……」
「はじめて遭遇した人間は私の怪物を見て逃げ出したよ」
「……」
「それから主に出会うまで、何人かの人間と遭遇したが、みんな私の怪物を不気味に……否、恐怖してか」
「……」