唯「素敵なクリスマスを!」
唯「ふー、やっとアルバイト終わったよー!みんなして、わたしにシフト押し付けるんだもん…朝番からの連続勤務は、流石に、堪える…グフっ」
唯「うっ、外寒い…でも、イルミネーション綺麗だなあ。ふふっ、クリスマスだねえ」
唯「(テクテク)…道ゆく人は皆カップルばっか。なんだか人恋しくなるなあ。去年のクリスマスは軽音部のみんなでパーティしたっけ。楽しかったなあ。律ちゃんなんか『クリスマスなんかくそくらえー!』なんて言ってたっけ」
唯「今年は…そういえば、去年までは誰ともなく声をかけあって、誰かの家でパーティしてたけど、今年は無かったな」
唯「みんな、予定があるのかな。もしかして、私の知らないうちに、か、彼氏、とか…?」
唯「い、いやまさか、みんなに限って…でも、その辺を歩いてるカップルはみんな私と同年代の人たちばかりだし、私だって、恋人の一人くらいいてもおかしくない年なんだよね」
唯「…みんなに電話してみよう」