【ゼノブレイド2】二次創作キズナトーク「メレフの悩み」
カグツチ「どうされましたかメレフ様?また眉間にしわが寄っていて、良くないですよ?」
メレフ「・・・なあ、カグツチ。」
カグツチ「なんでしょう?」
メレフ「・・・私は女なのだろうか?」
カグツチ「は?」
メレフ「いや、このところ・・・。」
メレフ「ジークやサイカには男みたいなもんと言われ、さらにトラには最近まで男だと勘違いされていたようだ。」
カグツチ「な、なんて無礼な!メレフ様、私が今からトラを灼熱あぶりの刑に・・・」
メレフ「いやいいんだ!私もその時は怒りを感じたが、よくよく冷静に考えてみると、だ。」
メレフ「そもそも私は現皇帝陛下・・・つまりネフェルが生まれるまで男として育てられてきた。」
カグツチ「そうですね・・・。もしそうでなかったならば、私はメレフ様のブレイドとして生まれていない。」
メレフ「そうだ。男として育てられたからこそ、今私はカグツチのドライバーとして生きている。」
メレフ「こうやって特別執権官として働いているのも、そのおかげだろう。」
カグツチ「確かにそれは否定できませんね・・・。」
メレフ「さらに言えば、女性でありながら軍人というのも、あまり誇らしいことではあるまい。」
メレフ「だがしかし!男呼ばわりされるのが癪にさわる自分がいるのもまた事実。」
メレフ「だから悩んでいるのだ・・・。これからどっちで生きるべきなのかを、な。」
カグツチ「なるほど。それは深刻な問題ですね・・・。」
メレフ「・・・カグツチはどう思う?」
カグツチ(何と答えたらよいでしょうか・・・?)