【氷菓】奉太郎「古典部には俺しかいないからな……。」
奉太郎「ああ。姉貴の命令なんだ。断ればどうなるかわからない。」
里志「あはは。それはこわいね。でも奉太郎、僕はもう手芸部に入ることにしてるし総務委員会にも入ってるから付き合ってあげられないよ。」
奉太郎「子供じゃないんだ。部活ぐらい一人で入れる。というか姉貴の話じゃ、部員0で廃部寸前だそうだ。」
里志「へえ。じゃあほんとに一人じゃないか。まあ学校に自分専用のフリースペースがあるというのも悪いもんじゃないよ。」
里志「じゃ、奉太郎、悪いけど僕は手芸部に行くよ。」
奉太郎「ああ。俺もとりあえず部室の確認がてら地学準備室に行ってみるよ。」