【モバマス】千川ちひろの角隠し
「似合ってますか?」
「とても似合ってますよ。俺じゃなければ騙されてるくらい綺麗です」
「お小遣い一ヶ月千円生活してみますか?」
「今日日小学生でももう少し貰ってますって…」
待ち焦がれた、恋い焦がれたその日は、心配も杞憂に雲一つない快晴の空で迎えられました。
着付けを終えてまず最初に披露したかった貴方からの言葉は、相も変わらず愛の感じられないもので。
恥ずかしさを誤魔化しているって事くらい、分かってますからね?
「冗談ですって。ちひろさんみたいな綺麗な人が綺麗な白無垢を着るなんて、鬼に金棒ですね」
「褒めてますか?それ」